— EDITORIAL GUIDE
編集部ガイド
世界文化遺産・国宝の建造物を、愛犬と一緒に「屋内まで」見学できる——全国的にもかなり珍しい文化施設です。2023年3月にペット同伴入場が始まり、2025年7月には同伴で回れる屋内エリアが拡大。カートやキャリーに入れる条件を満たせば、繰糸所・東置繭所・西置繭所といった主要建物の内部も一緒に歩けます。ただし条件はきっちり決まっているので、行く前の準備が成否を分けます。(編集部調べ・未訪問)
同伴できるのは「1年以内に狂犬病予防注射が済んでいる体重20kgまでの犬・猫」。予防注射の猶予証明は不可とされています。抱っこやスリング、抱っこ紐での見学はできず、ファスナー等でペット全体を包めるペットカートまたはキャリーケースに入れることが必須。万が一の飛び出しを防ぐため、リード等でペットとカート/バッグ本体をつなぐ必要があります。カートのファスナーを開けて顔を出させるのは可、という運用です。
手続きは製糸場の入口ではなく、近くの「旧韮塚製糸場」で事前に行います。入場券を購入したうえで裏面に証明スタンプを押してもらう流れ。誓約書への署名も案内されています。ペットカートを持っていない場合は、旧韮塚製糸場で1台500円のレンタルがあります(受付 9:00–15:30/返却 16:45まで)。使用したシーツは持ち帰り、汚損・破損時は原状回復が求められます。
見学範囲は屋外に加えて屋内も可能ですが、「社宅76」は同伴不可とされています。世界遺産の建造物を守るための運用なので、係員の案内には必ず従いましょう。なお盲導犬・聴導犬は上記の同伴ルールの対象外です。ルールは今後も更新される可能性があるため、体重ぎりぎり・大型犬連れ・多頭の場合は事前に公式サイトまたは電話でご確認ください(要問い合わせ)。
製糸場は車両の乗り入れができません。お車の場合は近隣の市営駐車場を利用し、そこから徒歩でのアクセスになります。駅からも徒歩圏なので、上信電鉄でのんびり訪れるのも相性の良いスポットです。