— EDITORIAL GUIDE
編集部ガイド
鈴鹿山地から湧き出す「居醒の清水」が流れる地蔵川沿いの宿場町・醒井宿。夏には清流に白い花を咲かせる水中花「梅花藻」が見頃を迎えます。中山道沿いの宿場通りと川沿いの散策路は屋外の公道で、リードを着けた愛犬と涼やかに歩けます。
醒井宿は中山道六十九次の宿場の一つで、集落の中心を清らかな地蔵川が流れる「水の町」です。鈴鹿山地に源を発する居醒の清水が川に注ぎ、水温は年間を通じて14度ほどと冷たく安定しています。川沿いには散策路が整備され、揺らめく水面や貴重な淡水魚ハリヨを眺めながら、宿場町の風情ある町並みを愛犬と一緒に歩けます。真夏でも水辺は涼やかで、暑い季節のお散歩先として魅力的です。
夏の主役は、清流にだけ咲く水中花「梅花藻(ばいかも)」です。例年7月中旬から8月にかけて、地蔵川の水中に小さな白い梅に似た花が一面に揺れ、流れに乗って咲き続ける幻想的な光景が広がります。期間中はライトアップが行われる年もあり、夕涼みの散策も人気です。透明度の高い清流と緑、白い花のコントラストは写真映えし、愛犬との記念の一枚にもぴったりです。
なお、公式観光情報にはペット同伴の可否についての明記がないため、宿場の店舗や施設に入る際はその都度確認してください。地蔵川は梅花藻やハリヨを育む貴重な清流であり、愛犬を川に入れたり水を汚したりしないよう細心の注意が必要です。散策路は車も通る生活道路を兼ねるため、リードは短めに持ち、排泄物は必ず持ち帰るなど、地域の暮らしと自然環境への配慮を徹底しましょう。